#028【注意喚起】Facebookのフィッシングに気をつけて!
今日は「【注意喚起】Facebookのフィッシングに気をつけて!」というお話しをしたいなと思います。
ぼくがビジネスを始めて、Facebook広告を出し始めてから今に至るまで、定期的にMeta Supportからメッセンジャーで連絡が来るんですよね。
内容は毎回異なりますが、大体の場合は下記のようなメッセージです。
「あなたのアカウントはポリシーに違反していますので、ポリシー違反を解除してほしいのであれば、こちらのリンクから解除の手続きを行ってください」
このようなメッセージとともに、リンクが添付されているのです。
経験したことのある方ならピンと来るかと思いますが、これはまさに「フィッシング」なんですよね。
このようなフィッシングが、ビジネスを初めて特にFacebook広告を使い始めると、急に増える傾向にあります。
実際にぼくだけでなく、他の起業家の方も同様の被害を受けており、これは一度ブログにて注意喚起をしておくべきなのかなと思いました。
ということで、今回の放送では、最初にフィッシングとはどんな詐欺なのかについてご説明した後、フィッシングの実例をご紹介しつつ、最後に対策方法までお話ししたいなと思います。
皆さんの周りの起業家の方やビジネスをしている方にも、この記事をシェアしていただけると幸いです。
目次
フィッシングとはどんな詐欺?
まず初めに、フィッシングとはどんな詐欺なのかについてご説明していきます。
フィッシングとは実在する組織を騙って、
・ユーザネーム
・パスワード
・アカウントID
・ATMの暗証番号
・クレジットカード番号
といった個人情報を詐取する、詐欺の一つになります。
電子メールのリンクから偽サイト (フィッシングサイト) に誘導し、そこで個人情報を入力させる手口が一般的です。
Facebookの場合だと、Meta Supportからメッセンジャーで連絡してくる場合が多いです。
このフィッシングの厄介なところが、見た目もURLも本当にFacebookからのメッセージに見えるんですよね。
そして、Facebookから連絡が来たと勘違いしてしまい、案内に沿って作業を進めると、
・Facebookアカウントが乗っ取られる
・個人情報が盗まれる
といった被害にあいます。
Facebookのフィッシングの実例3つ
それでは、実際にFacebookのフィッシングの実例を3つほどご紹介したいなと思います。
実例①:Facebookページが配信されません
まず1つ目の実例が「Facebookページが配信されません」です。
実際に架空のMeta Supportから送られてきたメッセージは、下記の通りです。
====
あなたのページが当社の利用規約に準拠していないとユーザーが報告したため、ページが配信されない可能性があります。
あなたのページが当社のポリシーに違反していないと思われる場合、以下の指示に従って確認してください。
これらの手順の完了には数分しかかからないため、ページが削除されたり、永久に禁止されたりすることはありません。
ここでアカウントを確認してください。
リンク:
確認しない場合、システムは自動的にページをブロックし、そのページを使用できなくなります。
サービスの向上にご協力いただきありがとうございます。
====
このように、仰々しい文章と必ずリンクがセットでメッセージが送られてきます。
実例②:アカウントが削除されます
続いて、2つ目の実例が「アカウントが削除されます」です。
こちらの実例では、このような文章が送られてきます。
====
あなたのアカウントは無効化されます。これは、あなたのページまたはページ上でのアクティビティがFacebookの利用規約に準拠していないためです。
このアカウントが誤って無効になったと思われる場合は、保護をリクエストする手順をご案内します。
アカウントが完全に削除されないようにするには、これらの手順をわずか数分で完了する必要があります。
ここでアカウントをチェックしてください。
リンク:
確認されない場合、弊社のシステムがあなたのアカウントを自動的にブロックし、再度使用することはできなくなります。
サービスの向上にご協力いただきありがとうございます。
====
このような感じで、英語を日本語に直訳したような文章なのが、Facebookのフィッシングの特徴です。
実例③:Facebookページが削除されます
最後に、3つ目の実例が「Facebookページが削除されます」です。
実際に架空のMeta Supportから送られてきたメッセージは、下記の通りです。
====
当社の商標権を侵害する投稿については、Facebookページを完全に削除する必要があります。
当社は慎重に検討した結果、当社の知的財産ポリシーに従ってこの決定を下しました。
これが誤解だと思われる場合は、Facebookから削除される前にページを復元するよう申し立てを行なってください。
レビューリクエスト:リンク
この状況により、継続的な事業運営に影響が出る可能性があることを承知しております。
ただし、お客様からの苦情が受け付けられない場合、当社の決定が最終的なものとなることにご注意ください。
ご理解とご協力をお願いいたします。
====
いかがでしたでしょうか?
実際に、架空のMeta Supportからフィッシングのメッセージが送られてくると、最初は本家のFacebookと勘違いしてしまいやすいです。
では、最後にフィッシングに騙されないための対策について、ご紹介したいなと思います。
フィッシングに騙されないための対策
フィッシングに騙されないための対策は、とてもシンプルです。
実際に自分のFacebookアカウントにログインした後、Facebookページもしくは広告マネージャをご確認ください。
もし通知に警告文が何もなければ、架空のMeta Supportから送られてきたメッセージフィッシングだったとわかります。
これはぼくの経験からわかることですが、Facebookは「アカウントを停止しました」の連絡はします。
ですが「アカウントを停止してほしくなかったら、こちらのリンクから〇〇をやってください」ということは言いません。
ですので、もしFacebookらしき組織からメッセーンジャーなどで仰々しいメッセージが届いたら、まずは冷静になって自分のFacebookアカウントにログインしましょう。
Facebookページもしくは広告マネージャを確認し、もし通知に警告文が何もなければ問題ありません。
このようなフィッシング詐欺は、起業家や広告担当者にとっては必ず遭遇する出来事なので、引っかからないよう十分にお気をつけください。
ということで、今日は「【注意喚起】Facebookのフィッシングに気をつけて!」というテーマでお話ししました。
おまけトーク:オーストラリアでファーム生活、始めました
今日のおまけトークは、「オーストラリアでファーム生活、始めました」という話をしたいなと思います。
現在ぼくはオーストラリアのコフスハーバーという街で、ファーム生活を送っています。
ファームで働く人専用のアコモデーションに滞在しており、週に5日・6日ほど働いている感じです。
アコモデーションは通常シェアになっていて、ぼくのルームメイトは埼玉出身の方と、台湾人の男性の3人でシェアして住んでいます。
そして、トイレ・シャワー・キッチンなども、すべて共有です。
現在はブラックベリーの時期ということなので、最近はほぼ毎日ブラックベリーの収穫をしています。
大体朝の8時ごろになると、アコモデーションの駐車場に集まって、みんなで一緒にトラックでファームに向かいます。
そして日が暮れるまで、畑でひたすらブラックベリーを収穫するという感じです。
日本にいたときには馴染みのないブラックベリーでしたが、オーストラリアではスーパーではどこでも買えるぐらい人気の果物みたいです。
ブラックベリーは、ぶどうを小さくしたような見た目をしていて、味はぶどうよりは甘くなく、どちらかというと酸っぱい味に近い気がします。
実際に6〜8時間ほど立ちっぱなしで収穫するので、足・腰がやられるかと思っていましたが、畑が平地にあるので意外と平気でした。
ブラックベリーのシーズンが終わったら、ラズベリーとブルーベリーの収穫も控えているので、そちらについても次回以降のおまけトークでお伝えしていきたいなと思います。
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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