#029【意外】ケーキ屋から学ぶ!広告費の正しい使い方

 

今日は「【意外】ケーキ屋から学ぶ!広告費の正しい使い方」というお話しをしたいなと思います。

 

今回は、あなたの商品に「閑散期・繁忙期」がある場合のお話です。

 

閑散期になったとき、きっと多くの広告担当者はこう思うはず。

 

「最近自社商品が売れていないから、たくさん広告費を出してもっと広告を露出してもらおう」

 

つい広告費さえもっと出せば、お客様を集客できると考えてしまいがちです。

 

そして今度は繁忙期になると、逆にこのように考えます。

 

「広告をそんなに出さなくても商品がたくさん売れてるから、広告費は抑えておこう」

 

実はこの考え方、真逆なんですよね。

 

広告の費用対効果を最大限にアップするには、閑散期に広告費を抑え、繁忙期に広告費を最大限に出すべきなのです。

 

ということで、今回の放送では閑散期・繁忙期のある商品を取り扱っている方向けに、広告費の正しい使い方と閑散期・繁忙期の具体的な調べ方についてお話ししていきます。

 

「広告は費用対効果が悪い」と一度でも思ったことのある人は、あなたの広告費の使い方・使うタイミングが間違っているのかもしれません。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

広告費の正しい使い方

 

まず先に結論からお伝えしますと、冒頭でお伝えした通り、広告費の正しい使い方は下記のようになります。

 

・閑散期:広告費を抑える
・繁忙期:広告費を最大限に出す

 

なぜこのような広告費の使い方が正しいのかというと、閑散期にはどんなに広告費をかけてもあなたの商品は売れないからです。

 

逆に繁忙期になれば、広告費をかければかけるほど売れるということになります。

 

実際、閑散期に繁盛期のような売り上げを上げたくて、攻めた姿勢で広告費をジャブジャブ出したとしましょう。

 

すると、結果的に商品は売れたとしても、商品を1つ売るための広告費が上がるだけです。

 

わかりやすい例が、ケーキ屋さんだと思います。

 

たとえば、下記のパターンを比べてみてください。

 

・パターン①:クリスマスケーキが欲しい人60人に対して、100の会社が広告枠を取り合う
・パターン②:クリスマスケーキが欲しい人20人に対して、100の会社が広告枠を取り合う

 

もちろんですが、パターン①の方が広告費が安くなり、パターン②の方が広告費が高くなることがわかりますよね。

 

なぜなら、パターン①はクリスマスの時期、つまりケーキ屋にとっては繁盛期だからです。

 

つまり、閑散期に広告費を出して商品を売ったとしても、売れる数は増えても利益は減ってしまいます。

 

ビジネスの鉄則ですが、お客様が欲しくないときに一生懸命売ろうとしても、なかなか売れないしお金がかかるだけなんです。

 

なので、広告の費用対効果を最大限にアップするには、閑散期に広告費を抑え、繁忙期に広告費を最大限に出す必要があります。

 

閑散期・繁忙期の調べ方

 

ここまで、広告費の正しい使い方について、閑散期に繁盛期を例にお話ししてきました。

 

ここまで聴いてくれてリスナーさんの中には「どうやったら閑散期・繁忙期を具体的に調べられるの?」と思う方がいるかもしれません。

 

確かに「クリスマスケーキ」のように、わかりやすく閑散期に繁盛期に別れていない商品を取り扱っている場合もあります。

 

ということで、ここからは閑散期・繁忙期の具体的な調べ方をお伝えしていきます。

 

閑散期・繁忙期を調べるにあたって、便利なツールが「Googleトレンド」になります。

 

Googleトレンドとは、そのキーワードが検索された回数の推移を調べることができるツールになります。

 

過去5年間から過去1時間まで、対象期間を区切って調べることができるだけでなく、

 

・特によく検索された地域
・関連トピック
・直近の急上昇キーワード

 

を調べることもできます。

 

例えば、実際にGoogleトレンドで「革靴」と検索してみました。

 

 

・場所:日本
・過去12カ月間

 

で設定してみると、結果は下記の通りです。

 

・2023年4月2日〜8日:100
・2023年7月23日〜29日:51

 

これらのデータからもわかる通り、革靴は春の時期(繁忙期)に売れて、夏の時期(閑散期)に売れないことがわかります。

 

つまり、夏の時期には広告費を抑えて、春の時期には広告費を最大限に出すのが、広告費の正しい使い方です。

 

続いて、もう一つ具体例を見ていきましょう。

 

Googleトレンドで「英会話レッスン」と検索してみると、グラフが上下にジグザグになっていることがわかります。

 

 

この場合、英会話レッスンは「1年を通して一定の需要がある」と判断することができます。

 

季節変動により、革靴には閑散期・繁忙期が存在しますが、語学学習には閑散期・繁忙期が存在しません。

 

強いていうなら、年明けに向けて少しずつ広告費を上げていくことで、広告のパフォーマンスを最大化することができます。

 

このように、あなたの商品に「閑散期・繁忙期」がある場合は、閑散期に広告費を抑え、繁忙期に広告費を最大限に出すことを忘れないでください。

 

また、最後に大事な視点として、1年間を通して売り上げを確認することが大切です。

 

繁忙期に広告費を最大限に出して2倍売り、閑散期には広告費を抑えて半分の売り上げでも、年間でみたら売り上げは安定しています。

 

街のケーキ屋さんがクリスマスに一気に1年分の赤字を回収する話があるように、時期によって売り上げに差があっても年間を通して目標売上を達成しているのかを確認しましょう。

 

ということで、今日は「【意外】ケーキ屋から学ぶ!広告費の正しい使い方」というテーマでお話ししました。

 

おまけトーク:ブラックベリーの次はラズベリー

 

今日のおまけトークは、「ブラックベリーの次はラズベリー」という話をしたいなと思います。

 

前回のおまけトークで、ブラックベリーの収穫を始めた話をしましたが、最近では主にラズベリーの収穫をしています。

 

ですが、ラズベリーの収穫には厄介な存在がありまして、それが「鋭いトゲ」なんです。

 

ラズベリーを収穫しようとすると、ほぼ高確率で手がトゲに刺さります。

 

チクッとするだけですが、それが収穫の度に毎回毎回続くとなると、慎重に取るしかなくなり、結果として量を取ることができずに稼げないんですよね。

 

ということで、ラズベリーの収穫をする際には、毎回特殊な手袋をつけています。

 

手袋に穴が開いていて、指の第二関節までしか手を覆っていません。

 

なので指先で器用にラズベリーを収穫しつつ、手の甲に刺さったトゲは全く痛みを感じないのです。

 

そんな感じでブラックベリー、ラズベリーの収穫をしているわけですが、一緒に働く多くの人が愚痴をこぼしながら働いているんですよね。

 

ファームは稼げないとか、足・腰痛いとか、暑くて日焼けもするとか……。

 

なので、普段ファームで働くときぼくは「無料でジムに通いつつ、お金も稼いでいる」と思っています。

 

結局目の前の現実は、過去の自分の選択の積み重ねでしかないので、愚痴をこぼしてもどうにもならないじゃないですか。

 

なので、これからのファーム生活で特に身体的にキツくなることもあると思いますが、ポジティブに収穫していきたいなと思っております。

 

ぜひ次回のおまけトークも楽しみにしていてください。

 

いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう。

 

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Hiroto Oshiro