#025【構成案の作り方】「メルマガが書けない」はもうこれでおしまい
今日は「【構成案の作り方】「メルマガが書けない」はもうこれでおしまい」
というテーマでお話ししたいなと思います。
「メルマガを1本書いてください」と言われたとき、多くの方が「メルマガが書けない」問題にぶつかるかと思います。
ですが、文章をスラスラ書いて、メルマガをサクッと1本書き終えてしまう人がいるのも事実です。
このちがいは何なのかというと、実は「構成案を作っているかどうか」になります。
メルマガをサクッと1本書き終えてしまう人は、しっかりと構成案を作り込んでいるため、筆が進むという訳です。
実際、ぼくもメルマガを書くときにはいつも構成案を作っていて、構成案のおかげでスラスラとメルマガを書けるようになりました。
ということで、今回の放送では
・そもそもメルマガの構成案とは?
・メルマガの構成案を作る手順5つ
・構成案を作る際の3つの注意点
の3本立てでお送りしたいなと思います。
これからご紹介する構成案を作ることによって、だれでも簡単にメルマガをかけるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
文章版と音声版もご用意いたしました。
・文章版はこちら(※リンクを埋め込む)
・音声版はこちら(※リンクを埋め込む)
目次
そもそもメルマガの構成案とは?
冒頭からお話ししている、メルマガの構成案とはいったい何なのかというと、「ライティング設計書」
のことです。
構成案といっても、ガチガチに作り込む必要はなく、すぐにメルマガを書き始める前のちょっとしたひと工夫と思ってください。
なぜメルマガを書くために構成案が必要なのかというと、「勢いで書き始めたけど、途中で筆が止まってしまった」状態を防ぐためです。
構成案を作ることによって、
・だれに何を伝えたいのかがはっきりする
・読者の潜在ニーズにまで答えられる
・わかりやすい文章が書けるようになる
といったメリットがあり、構成案を作らない理由はないと思います。
メルマガの構成案を作る手順5つ
それでは、メルマガの構成案を作る5つの手順について、さっそく1つずつ解説していきます。
①:想定読者を設定する
メルマガの構成案を作る手順の1つ目は、「想定読者を設定する」です。
「だれに向けて書いているのか?」がはっきりしないと、だれにも刺さらない文章が出来上がってしまいます。
想定読者を設定するコツは、「その人の顔が思い浮かぶくらい」想定読者をしぼりこむ必要があります。
たとえば、下記のような感じです。
・ネットビジネスを始めたばかりの過去の自分
・パソコン一つで働けるようになりたい友人のY君
・会社を辞めてフリーランス独立したい後輩のMさん
想定読者をしぼりこまないと、伝えたいことが多すぎて結果的にだれに書いた文章なのかわからない文章になります。
構成案を作るときは、まずは想定読者を設定するところから始めてみましょう。
②:読者のニーズを洗い出す
メルマガの構成案を作る手順の2つ目は、「読者のニーズを洗い出す」です。
読者のニーズには、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の
2つがあります。
それぞれの言葉の意味は、下記の通りです。
・顕在ニーズ:すでに顕在化しているニーズ
・潜在ニーズ:読者自身も気づいていない潜在的なニーズ
たとえば、5月に沖縄へ行くので、沖縄の気温を知りたいAさんという人がいたとしましょう。
Aさんのニーズを、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つに分けてみると、こんな感じになります。
・顕在ニーズ:沖縄の5月の気温を知りたい
・潜在ニーズ:沖縄で身に着ける服装が知りたい
Aさんはなぜ沖縄の5月の気温を知りたいのかというと、沖縄で身に着ける服装が知りたいからですよね。
・もう夏服でもいいのか?
・少し肌寒いなら上着を持っていくべきか?
Aさんは上記のような悩みを解決するために、沖縄の5月の気温を知りたいのです。
ですので、メルマガを書くときには顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズにまで答えてあげることで、「また読みたい!」と読者に思ってもらいやすいです。
潜在ニーズにまで答えてあげるには、「なぜ?」をひたすら深堀りしていくことで、読者の潜在ニーズに気づくことができます。
③:一目で内容がわかるタイトルと見出しを作る
メルマガの構成案を作る手順の3つ目は、「一目で内容がわかるタイトルと見出しを作る」です。
読者のニーズを洗い出したら、次はこれらをタイトルと見出しにしていきましょう。
タイトルと見出しを作る際の注意点は、「一目で内容がわかるように作る」ことです。
なぜなら、内容が一目でわからないと、読者はそもそもメールを開いてくれず、開いてくれても読んでくれないからです。
一目で内容がわかるタイトルと見出しを作るには、
・具体的な数字を入れる
・メルマガの内容をわかりやすく示す
・ターゲットやレベル感を伝える
などのポイントを抑える必要があります。
読者に離脱されないように、一目で内容がわかるタイトルと見出しを作りましょう。
④:続きを読みたくなるリード文を作る
メルマガの構成案を作る手順の4つ目は、「続きを読みたくなるリード文を作る」です。
リード文とは、本文に入る前に「このメルマガにはこんな内容が書かれていますよ」と、読者におおまかな内容を伝えて、理解を助けるための文章のことです。
たとえば、魅力的なタイトルをつけて、中身も素晴らしい記事を執筆したとしましょう。
ですが、リード文を読んで読者が続きを読みたくならないと、メルマガは最後まで読んでもらえません。
ですので、リード文は下記4つのポイントを抑えて書く必要があります。
・読者の悩みを提示する
・悩みの解消を提案する
・解消できる理由を説明する
・読み進めるために背中を押す
実際に、ぼくのリード文を下記に再掲します。
====
・読者の悩みを提示する
「メルマガを1本書いてください」と言われたとき、多くの方が「メルマガが書けない」問題にぶつかるかと思います。
・悩みの解消を提案する
メルマガをサクッと1本書き終えてしまう人は、しっかりと構成案を作り込んでいるため、筆が進むという訳です。
・解消できる理由を説明する
実際、ぼくもメルマガを書くときにはいつも構成案を作っていて、構成案のおかげでスラスラとメルマガを書けるようになりました。
・読み進めるために背中を押す
これからご紹介する構成案を作ることによって、だれでも簡単にメルマガをかけるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
====
いかがでしょうか?
先ほどご紹介した4つのポイントを抑えて、続きを読みたくなるリード文を作ってみましょう。
⑤:PREP法を使って箇条書きで書く
メルマガの構成案を作る手順の5つ目は、「PREP法を使って箇条書きで書く」です。
PREP法とは、
・Point:結論
・Reason:理由
・Example:具体例
・Point:結論
の頭文字をとったものです。
この順番で書くことで、だれでも簡単に読みやすい文章が書けます。
構成案を作るときに、PREP法を使って箇条書きで書いておくと、いざ執筆するときにスラスラと書けるようになります。
実際に、本メルマガで出てきたPREP法を使った文書を、下記に再掲します。
====
・結論
タイトルと見出しを作る際の注意点は、「一目で内容がわかるように作る」ことです。
・理由
なぜなら、内容が一目でわからないと、読者はそもそもメールを開いてくれず、開いてくれても読んで
くれないからです。
・具体例
一目で内容がわかるタイトルと見出しを作るには、
・具体的な数字を入れる
・メルマガの内容をわかりやすく示す
・ターゲットやレベル感を伝える
などのポイントを抑える必要があります。
・結論
読者に離脱されないように、一目で内容がわかるタイトルと見出しを作りましょう。
====
このような感じで、ぼくのメルマガではPREP法をよく使っています。
構成案を作成するときに、あらかじめPREP法を使って箇条書きで書いておきましょう。
構成案を作る際の3つの注意点
ここまで、メルマガの構成案を作る手順を5ステップでご説明しました。
最後に、構成案を作る際の3つの注意点についても触れておきたいと思います。
構成案を作る際の注意点1つ目は、「テーマに沿った話のみに注力する」です。
言い方を変えると、「テーマから離れた話のボリュームは少なくする」ということです。
「自分の書きたいことではなく、読者の知りたいこと」を徹底して書くことで、テーマに沿った文章に
仕上がります。
続いて、構成案を作る際の注意点2つ目は、「スマホ画面を意識して改行する」です。
理由はシンプルで、メルマガを読んでいる読者の多くが、スマホで読んでいるからです。
スマホ画面はパソコンに比べて画面が小さいので、スマホ画面に最適化した文章構成にする必要があります。
ですので、一行10文字を超えたら改行して、読者がスマホでもメルマガを読みやすいようにしましょう。
最後に、構成案を作る際の注意点3つ目は、「雑談コーナーの枠も用意する」です。
メルマガの最後には、雑談コーナーやおまけトークといった枠を設けるようにしましょう。
読者との心理的な距離を縮めるためです。
たとえば、あなたが敏腕マーケターのメルマガを取っていたとしましょう。
メルマガの内容も申し分ないくらいに素晴らしいのですが、「それはあなただからできたんですよね?」と思ってしまいますよね?
そんなときに、雑談コーナーで敏腕マーケータになる前の過去の失敗や日常で起こった何気ない話を聞くと、「この人もいわゆる普通の人なんだ」と思ってもらえるはずです。
メルマガを1本書くだけでも手に汗をかくのに、毎回雑談コーナーを設けているのは、実はこのような理由があったりします。
雑談コーナーの枠も用意して、読者との心理的な距離を縮めましょう。
ということで、今日は「【構成案の作り方】「メルマガが書けない」はもうこれでおしまい」というテーマでお話ししました。
おまけトーク:オーストラリアで過ごす初めての夜
今回はぼくがオーストラリアのブリスベンに移住して、初日の夜をどのように過ごしたのかについて、みなさんにもシェアしてみたいなと思います。
バッパー(バックパッカーホステル)で仲良くなったイギリス人のMatと一緒に、バッパーのルーフトップへ行きパーティに参加してきました。
なんと毎週金曜日の夜は、ルーフトップでパーティーが開催されているらしく、無料でチーズクラッカーやホットドッグをいただきました。
ルーフトップにはヨーロッパ人しかいないみたいで、おそらくアジア人はぼくだけ。
久々に聞くヨーロッパ人の英語が聞き取れず、なかなか会話に入れずにだいぶ苦戦しました。
それからイギリス人Matと一緒に、サウスバングパークランドという場所で開かれている、無料の野外ライブにも参加してきました。
Matとふたり芝生に座り、彼のおごりでJack Daniel’sで乾杯しました。
ブリスベンの綺麗な街並みに囲まれて、芝生の上でお酒を飲みながら無料の野外ライブ、最高すぎる夜だったなと思います。
その後、Matとブリスベンシティまで歩いて、Exchange hotelのバーに入って、CCDRYを飲みました。
Matに教えてもらって始めて知ったのですが、CCDRYは「Canadian club dry」の略みたいです。
バーでは陽気なオージーの中高年が音楽に合わせて踊っていて、見ているこっちまで陽気になってしまいそうなくらいです。
ブリスベンで仲良くなったイギリス人Matのおかげで、ブリスベン初日が最高な日になりました。
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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