#007【落とし穴】稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう3つの理由
今日は「【落とし穴】稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう3つの理由」というテーマでお話ししたいなと思います。
第1回目の放送「【コンサルに聞いた】 ぼくのビジネスが儲からない理由」で、 個別のコンサルテーションを申し込んだ話をしました。
その際、コンサルの担当者に言われて今でも印象に残っていることが「マーケットの 大きいところで戦うことの大切さ」です。
担当者に、当時のぼくが持っていた ビジネスアイディア「沖縄の長寿ビジネス」が儲からないと判断されたのは、マーケットが大きくないからでした。
ビジネスで儲けるために、
・いかに人とちがうことをして
・だれもやったことないことをして
・どの商品よりも尖った商品を作って
というように考えていると、 気づけば小さなマーケットで 戦っていました。
何の戦略もなく小さなマーケットで戦った結果、成果を出せずに撤退。
過去のぼくのように、なぜか稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまうことが多いと思います。
ということで、今回はなぜ稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまうのか?
その理由を、ブログ運営の失敗から学んだ経験をもとに、3つに分けてお話しします。
文章版と音声版もご用意いたしました。
・文章版はこちら(※リンクを埋め込む)
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稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう3つの理由
1つ目の理由は「みんなと同じことをやっても儲からないと思っているから」です。
実は、過去のぼくも同じように思っていました。
みんなと同じことをやっても儲からないから、儲けるためには人とちがうことをやらないと
いけないと。
そのためには「差別化」が大切なので、人がやらないことをやろうと思っていました。
なので、ブログのジャンルも、主にマレーシア留学や就職など、だれも書いていない記事を書いていました。
そして、マレーシアブログを書いて収益化を狙いましたが、全く儲かりませんでした。
なぜなら、差別化するべきところで差別化していなかったからです。
木で例えると、わかりやすいと思います。
ぼくが差別化すべきところだったのは、枝や葉っぱの部分です。
逆に、差別化してはいけない部分は、幹や根っこの部分になります。
つまり、幹や根っこの部分では「みんながやっていることを、みんながやっている通りに」やります。
それだと他の木と代わり映えしないので、枝や葉っぱの部分で差別化するようなイメージです。
「みんなと同じことをやっても儲からない」のではなく「儲かるからみんなやっている」が正しいです。
儲けるためには人とちがうことをしなきゃいけないと勘違いしていたため、気が付けば小さなマーケットを狙ってしまい、結果として稼げませんでした。
稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう2つ目の理由は「大きなマーケットには大手会社が参入しているから」です。
過去のぼくは、まさにこれが理由で、あえて大きなマーケットを避けてきました。
大手には敵わないので、大手のいない小さなマーケットを狙おうと考えていたんです。
そもそも、なぜ大手は大きなマーケットに参入しているのでしょうか?
理由はシンプルで、儲かるから大量の資金を投下してまで参入しているんですよね。
つまり、マーケットがあり儲かる見込みがあるのなら、大手は大量の資金を投下して参入してくることが予想できます。
では、仮にマレーシア留学のブームがやってきたとして、ぼくのブログがたくさん読まれ、稼げるようになったとしましょう。
ですが、数ヶ月後になにが起こるのかだいたい想像ができますよね?
そうです。
大手が参入してきて「個人ブロガーVS大手」の戦いになり、資金が足りないブロガーが負けるのです。
まとめると、このように分類できます。
①:大手が参入しているマーケット
大手にマーケットの9割以上のシェアを取られますが、マーケットが大きすぎて、大手がカバーしきれない「おこぼれ」で稼げます。
②:大手が参入していないマーケット
マーケットが大きくなるにつれて、敏腕アフィリエイターや大手が参入し、最終的には稼ぐのが難しくなります。
③:大手が参入しないマーケット
大手が参入しないくらいマーケットが小さいので、個人が大きく稼ぐことは難しいです。
ぼくは、大きなマーケットには大手会社が参入しているから儲からないと思っていたので、あえて小さなマーケットで戦い稼げませんでした。
最後に、3つ目の理由は「稼ぐことより好きなことを優先しているから」です。
「好きなことで稼げたらいいな」と、みなさんも一度は思ったことがありませんか?
事実、トップYouTuberのHIKAKINさんは、まさに「好きなことで、生きていく」を体現した方です。
HIKAKINさんは、なぜ好きなことで稼げたのでしょうか?
理由はシンプルで、YouTubeのマーケットが大きくなったからです。
HIKAKINさんの場合、「自分の好きなことにマーケットが追いついた」という風に捉えることもできます。
ですが、ぼくはそのことに気がつかず、ただ大好きなマレーシアに関する記事を書いて収益化できたらいいなと思っていました。
つまり、好きなことで稼ぐには、「自分の好きなこと=マーケットが大きいジャンル」でなければいけません。
稼ぐことより自分の好きなことを優先し、マーケットの大きさを気にしなかったことが原因で、結果として稼げませんでした。
大きなマーケットを狙う前に知っておきたいこと
稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう3つの理由を知って、どう思いましたか?
おそらく、ビジネスをするには大きなマーケットを狙おうと思った方が大半だと思います。
ですが、マーケットは大きくても、自分のやってみたいビジネスがない場合もあると思います。
そのような方にお伝えしたいのが「成果が出れば楽しくなる」ということです。
自分があまり好きじゃないと思っているスポーツでも、結果が出たら楽しいしもっと極めたいと思うものです。
ビジネスも全く同じです。
最初は興味がなかったとしても、大きなマーケットで勝負して商品が売れると、どんどんビジネスの面白さにハマっていきます。
ですので、マーケットが大きく、すでに売れている商品であれば、自分の好き嫌い関係なく売ってみるマインドでビジネスをすると、結果も出ると思います。
ということで、今日は「【落とし穴】稼げない人ほど小さなマーケットを狙ってしまう3つの理由」というテーマでお話ししました。
おまけトーク:24年間、満たされない人生を送った結果得られたもの
ぼくも今年で24歳になります。
今までの人生を振り返ったとき、ずっと「ふつうの暮らし」がしたかったなと思います。
・家族4人で一緒にご飯を食べたり
・夏休みには家族で旅行に行ったり
・なにかあったら頼れる親父がいたり
そんなありきたりな「ふつうの暮らし」はできず、24年間ずっと満たされない人生を送りました。
でも今思えば、満たされなかった人生でよかったなと思います。
なぜなら、ぼくのことを応援してくれる人たちと出会えたからです。
もしも「ふつうの暮らし」ができていたら、すべての問題は家族内で完結します。
ですが、ぼくは家族以外のだれかに頭を下げて助けを求めないと、ここまで来ることはできません
でした。
ぼくが大学1年生になったばかりの頃、初めて神奈川のアパートで一人暮らし をすることになりました。
ですが、沖縄から両親がきて一緒に内見できなかったため、オカンの同級生に内見の付き添いをお願いしました。
彼のおかげで、無事にアパートも契約でき、彼が保証人になってくれたおかげで、ぼくはこのアパートに住めようになったんです。
あれから6年後。
今では、一時帰国する際におじさんと神奈川で合流し、一緒に楽しくお酒を飲める仲にまでなりました。
きっと、親父が内見に行く時間も作れて、飛行機代やホテル代も出せたなら、今こうしておじさんと楽しくお酒を飲んでいません。
何もかもが満たされた人生だと、常に親や家族が助けてくれるので、だれにも迷惑をかけないし、だれも頼る必要がありません。
ですが、満たされない人生を送ったからこそ、家族以外のだれかに助けを求めるようになり、ぼくを応援してくれる人たちとの出会いに恵まれました。
なので、今では満たされない人生を送れてよかったなと思います。
ずっと満たされていなかったからこそ、手を差し伸べてくれた人たちへの感謝の気持ちは忘れずにずっと覚えています。
そしていつか、彼らにいい報告ができるように、今度はぼくが美味しいご飯をご馳走できるように、今日もビジネスを頑張りたいなと思います。
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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