#012【Google広告】広告データを分析&分析結果から改善する方法を解説します
今日は「【Google広告】広告データを分析&分析結果から改善する方法を解説します」というテーマでお話ししたいなと思います。
Shopifyで構築したECサイト「mitsunomori」の集客をするために、Google広告を出してみました。
広告費を1日300円で設定して、広告を出して2週間が経過したので、2週間分のデータが貯まっています。
これらの広告データをもとに、コンサルの担当者から広告データを分析して、分析結果から改善する方法を教わりました。
ということで今回は、実際にGoogle広告を運用してみてわかった、
・広告データを分析する方法
・分析結果からわかった3つのこと
・分析結果から導いた2つの改善策
の3本立てで、お届けしたいなと思います。
文章版と音声版もご用意いたしました。
・文章版はこちら(※リンクを埋め込む)
・音声版はこちら(※リンクを埋め込む)
広告データを分析する方法
まずは、Google広告の広告データを分析する方法について、具体的に解説していきます。
パソコンでGoogle広告の画面を開いた後、画面左側から「キーワード」を選択して「検索キーワード」をタップします。
すると、ぼくの場合2週間分広告データが表示されます。
実際に、ぼくが販売している生ローヤルゼリーに関するキーワードのデータを見てみると、このようになっていました。
▼実際の広告データ
・表示回数:437
・クリック数:34
・クリック率:7.78%
クリック率は、「クリック数÷表示回数×100」という公式で計算できます。
今回の場合、「クリック数:34÷表示回数:437×100=7.78%」と計算できるので、クリック率は7.78%であることがわかります。
分析結果からわかった3つのこと
実際に広告データから分析した結果、3つのことがわかります。
1つ目にわかることは「クリック率はよい」ということです。
「クリック率は2%以上あると優秀」と言われていますので、7.78%のクリック率はよい方であることがわかります。
続いて、2つ目にわかることは「コンバージョンが0」ということです。
言い方を変えると、「まだ1回も商品が購入されていない」ことを指します。
つまり、ぼくの出した広告は、
・437回Googleの検索結果で表示され
・34回クリックされECサイトまで来たけど
・商品を買うお客様は1人もいなかった
ということになります。
続いて、3つ目にわかることは「費用がかなりかかっている」ということです。
1つのキーワードに対して、どのくらいの広告費を使っているのかを調べられます。
計算式は「平均クリック単価×クリック数」です。
今回の場合、「平均クリック単価:68×クリック数34:=2,310円」とわかります。
つまり、1つのキーワードに対して2,310円も広告費を使っていますが、結果的に商品は1つも購入されていません。
分析結果から導いた2つの改善策
それでは、分析結果からわかった3つのことをもとに、どのように改善していけばいいのでしょうか?
分析結果から導いた2つの改善策について、1つずつ解説していきます。
1つ目の改善策は「除外キーワードを設定する」です。
除外キーワードを設定する方法についてお話しする前に、まずはキーワードを設定する方法について、少しぼくと一緒に学びましょう。
広告のキーワードを設定する際、大きく分けて2つの方法でキーワードを設定できます。
1つ目の方法は「部分一致」です。
部分一致とは、登録したキーワードに関連する語句に、検索に対して広告が表示される設定になります。
たとえば、ぼくが設定したキーワードが「生ローヤルゼリー◯オンラインショッピング」としましょう。
部分一致で設定すると、
・「生ローヤルゼリー◯おすすめ」
・「生ローヤルゼリー◯最安値」
・「ジャパネット◯オンラインショッピング」
など、「生ローヤルゼリー」と「オンラインショッピング」のどちらか、またはその両方のキーワードを含んでいるすべての検索結果に広告が表示されます。
キーワードを設定する2つ目の方法は「フレーズ一致」になります。
フレーズ一致とは、キーワードと同じ意味の検索語句に対して広告が表示される設定です。
たとえば、設定したキーワードが先ほどと同じ「生ローヤルゼリー◯オンラインショッピング」とします。
フレーズ一致で設定すると、「生ローヤルゼリー◯オンラインショッピング」の検索結果にのみ、広告が表示されます。
ちなみに、ぼくの運営しているECサイト「mitsunomori」では、部分一致を採用しています。
なので「このキーワードで生ローヤルゼリーは買わないな」と思うキーワードの検索結果に対しても、広告が表示されている状況です。
ここで、部分一致の精度を高めるために設定するのが「除外キーワード」になります。
除外キーワードを設定することにより、特定の語句を含む検索に対して広告が表示されないようにできます。
実際に、Google広告の画面左側から「キーワード」を選択して「検索語句」をタップしてみましょう。
すると、ぼくの広告が表示されたときに検索されたすべてのキーワードが表示されます。
その中から「そのキーワードで検索する人は、mitsunomoriの生ローヤルゼリーは買わないだろう」と思われるキーワードを、除外キーワードに追加します。
たとえば、実際にあったキーワードに「オーストラリア◯生ローヤルゼリー」があります。
ぼくが販売している生ローヤルゼリーは、タイのチェンマイ・チェンライ産なので、このキーワードで検索している人はぼくの商品を買わないと判断できます。
このような要領で、除外キーワードに追加した後「キャンペーンで保存」を押せば終了です。
除外キーワードは、Google広告の画面左側の「除外キーワード」で確認できます。
また、部分一致の精度を高めるために、週に2回をめやすに検索語句を確認して、必要に応じて除外キーワードに追加する必要があります。
続いて、2つ目の改善策は「最適化案を100%にする」です。
最適化案とは、入札、キーワード、広告を改善することで、予算をさらに効果的に活用する方法を具体的に示したものです。
Google広告の画面左側に「最適化案」があります。
ぼくの出している広告の成績を、Googleが自動的に審査して点数で評価してくれます。
「最適化案は80%以上が望ましい」と言われていますが、実際ぼくの最適化案は48.8%でした。
最適化案を100%にするためには、Googleからのサジェスチョンを1つずつ実行していく必要があります。
実際に、Googleから複数のサジェスチョンがありましたが、多くのサジェスチョンを非表示にしました。
なぜなら、今のぼくのビジネス規模ではやらなくていいことまで、Googleから提案されていたからです。
Googleはぼくがサジェスチョンを実行に移していないので、48.8%という評価をつけています。
ですが、サジェスチョンを非表示にすることによって、Googleに「サジェスチョンは確認したけど、あえて実行していない」ことを伝えることができます。
そうすると、評価は高まって100%になりました。
実際に、現地点でぼくが非表示にしているサジェスチョンは、こちらの通りです。
・コンバージョントラッキングの設定の完了
・レスポンシブ検索広告を改善
・広告にサイトリンクを追加 ・動的画像の追加
・広告にコールアウト表示オプションを追加
・広告に構造化スニペット表示オプションを追加
・カスタマーマッチのリストをアップロード
そして、サジェスチョンの1つにある「予算を調整する」に関しては、保留にしました。
Google分析によると、1日あたりの広告費をあげると、クリック数が増えることがわかっています。
具体的に、現在は1日あたり300円の広告費を出していますが、500円にすると週ごとに16クリック増えるみたいです。
「予算をあげた方がいいですよ」とGoogleから提案されていますが、もう少し様子を見て決めようと思います。
ということで、今日は「【Google広告】広告データを分析&分析結果から改善する方法を解説します」というテーマでお話ししました。
おまけトーク:WISEのマルチカレンシー口座が便利すぎた
ぼくは5月にオーストラリアに移住する予定ですが、1つ大きな問題があります。
実は、ぼくが今マレーシアで使っているHSBC銀行の口座が、ビザの終了に合わせて閉鎖されるようになっているんです。
つまり、ビザが切れる前にHSBC銀行に入っているお金を他の銀行口座に移さないと、口座が閉鎖されてお金を取り出せなくなります。
ですが、ぼくはオーストラリアの銀行口座を持っていないので、オーストラリアの銀行口座には送金できません。
そんな問題を解消してくれたのが、今回ご紹介する「WISEのマルチカレンシー口座」になります。
そもそもWISEとは、実際の為替レートと格安の手数料で、日本の銀行の最大16倍安く海外へ送金できるサービスです。
・アプリでサクッと簡単に
・たった5分で送金して
・銀行よりも手数料が安い
という特徴があります。
そんなWISEのプラットフォーム上に、なんと各国の銀行口座を作ることができます。
実際に、ぼくはWISEのプラットフォーム上で、マレーシア、日本、オーストラリアの口座を作って、3つの口座を1つのプラットフォーム上で管理しています。
複数の通貨が同時に管理できるということで「マルチカレンシー口座」と言われています。
ぼくの場合、オーストラリアで銀行口座を開設するまでは、WISEの中にあるオーストラリアの口座にお金を保管できます。
そして、ぼくがオーストラリアへ移住した後は、WISEのデビットカードを使ってお支払いでき、使った豪ドルはWISE内のオーストラリアの口座から引き落とされます。
同じく、日本でWISEのデビットカードを使ってお支払いすると、使った日本円はWISE内の日本の口座から引き落とされます。
みなさん、いかがでしょうか?
WISEって、便利すぎませんか!?
ちなみに、ぼくの場合は海外から奨学金440万円を返すときも、毎回WISEを使っています。
これから海外へ行く予定のある方は、ぜひWISEを使いこなしてみてください。
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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